3/16(土)にJAWS Days 2013(2日目)に参加してきました。
AWSに興味を持っているけど、それ以上にインフラエンジニアという立ち位置の方たちの話を聞いてみたかったので、参加してきました。
一番聞いてみたかった、以下の発表を中心に箇条書きですが、まとめます。
インフラエンジニアが開発者と実践しているDevOpsな現場のお話
インフラエンジニアが開発者と実践しているDevOpsな現場のお話
Web業界の現場で働くDev(開発者/デベロッパ)とOps(運用者/インフラエンジニア)が幸せになる方法をインフラ目線から考えてみたい
- DevとOpsの壁をなくしてビジネスを円滑にすることをゴールとしたい
- DevからOpsへのお願い作業を減らす
- OpsはWebアプリを構築・運用・保守
- 過去のOpsはデータセンターにいって構築、保守手順書、夜間メンテ、監視などなど…。
- 今はクラウドにより構築の自動化、手順書もコード化(ChefやPuppet)、手間を減らして保守よりも運用に時間を割けるようになった
運営に必要な力は?
- 手動作業をコードを書いて自動化。パフォーマンスのチューニングなど。守り(保守)から攻め(運用)へ。
- ツールはDevの方が作ったものが多いけど、Opsもそれに追随しないといけない。Opsもコードを書こう
- OpsがDev側に歩み寄っている。GitHub上でコミュニケーションを取ってるので、GitHubがないと仕事ができない生活になってきた。
- シェルスクリプトではなくて、Puppetを使ってサーバー側のミドルウェアを管理している。それもGitHubで管理してるので、ログも全部残している
- ツールメモ
発表を聞いての雑記
普段の業務では、Opsとそこまで関わりあうことがないので、Opsがどういう視点で開発しているのかと他の会社ではどういう運用なのかを聞きたいという形で聞いてましたが、非常に興味深い話でした。
他の開発現場の話聞いてるだけでも面白く、自分が勝手に思い込んでた常識みたいな開発環境が全然違ってるのに結構驚きで、今の自分の環境はOpsとそこまで絡みがないから参考になった。
IRCBotとコミュニケーションのあるあるから、なんでも自動化して、手動でできるところ減らして攻めの運用をするところまでOpsの苦悩みたいなところを垣間見れて、Opsとの距離感も縮まったように感じます。
まぁ自社の人間ともっと絡めよって話ですけど、運用方法が会社というかチーム単位でいろいろ違うような気がするので、ガッツリOpsと絡む現場であれば、ここまでコミュニケーション取ってやらないとうまく回らないんだろうなという気がします。
気になった点は2つ。
Ops側でもどんどんソースコードを書かないといけなくなってきているということ。
最近熱いらしいChefなどでもRubyのコードでレシピを管理して書くようなので、Ops側でもコードを書いていかないとだめみたいですね。
これってデザイナーでもフロント側のコード書かないといけなくなってきているのと、似てきたような気がしてなりません。
単純にそれぞれのエンジニアの役割がちょっとずつ大きくなってきているように感じます。
Devも、インフラのことやデザインのことを知らないとだめになってきているように、それぞれの境目が曖昧になってきて、広く浅く情報を拾いつつも、自分の専門分野みたいなものを広げていくのがいい気がしてきました。
もう1点は、様々なツールの登場です。
LTSVなんか今年の2月にはてなの@stanakaさんがブログに書いたのをきっかけに広まってもうデフォルトみたいになってきているし、他にもいろんなツールが生まれそして消えています。
ツールはあくまで目的を達成する手段みたいなものなのはわかっているけど、実際に現場の人がここまで使って自動化している以上は自分達も1回は試してみたほうがいいんじゃないかと思うようになりました。
このセッション中にTwitterのハッシュタグ#JAWSDAYSを見てたけど、以下のツイートが印象的だった
https://twitter.com/nakansuke/status/312798303404314624
いろいろ参考になりそうな点は取り入れていきたいですねぇ…
独り言
1日目に発表して面白いと評判だった、@megane9988さんが、2日目にもいたので、LTがしてくださいよと無茶ぶりしたら、僕一人にLTしてくれてありがたかったと同時に申し訳なかったです…
あの面白さは発表資料見るだけではわからない気がしますね…